僕はこのブロを読んで幸せになる人が増えるといいなと思っている。こういう事を書くとものすごくうさんくさくなるんだけど、僕の意図はハッキリしている。
まずは自分と自分の身近な人々が幸せだといい。次は僕の友人や知人。そして、その次は母国である日本の人々。そして、その中でも何らかの向上心を持っていて、人は進歩を目指すべきだと考えている人々。まあ、あとは外国人などでも日本語を理解できてこのブログを読めて活かせそうな人もウェルカムだ。つまり、毎日TVやユーチューブで時間をつぶしていて、その日暮らしでやっていければみたいな人はこのブログに興味がわかないだろうし、読んでも意味ないかもね。知らんけど…
また、ホリエモンとかひろゆきさんのコメントや生き様に心酔し、信者になっちゃってる人もこのブログとはたぶん方向性が違う。なぜかというと僕の話は基本的に単身者やDinks〈言い方古い?)のようなライフスタイルの人を対象にしていない。そこが一番肝心なところなのであらかじめ伝えておきます。
堀江さんも、ひろゆきさんもものすごい人達で自分ではとても敵わないレベルなんだけど、彼ら扶養家族云々というところで思いとどまったりとかしなさそうな、吹っ切れた人たちなんで、子育てが前提で動いているその他大勢の人々とそもそも条件が違うよね、ってことです。
さて、本題に入ろう。「経済格差」とか「老後問題」みたいな、世知辛くて閉塞感に溢れたワードがニュースの常連になった発端は、フランス人の経済学者トマ・ピケティが著書「21世紀の資本」の中で、「真面目に働いたとこで、金持ちの不労所得には勝てへんで」とぶっちゃけちゃったくらいだと思う。
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彼はそんな不都合な真実をぶちまけたのみならず、解決策として「億り人達に重い累進課税すりゃいいやん」みたいな再分配の方法を提示した。これを受け、社会学者や一部の経済学者などが他にも「ベーシック・インカムがええやん」、みたいなことを言い出した。ほぼ同時に実際は「そんなん無理やん」と鋭いツッコミを入れる社会心理学者なんかもいた。俗に言う「親ガチャ」、親が金持ちであるなどの環境因子を是正するという取り組みが行われたとしても、「遺伝子」での差は埋められへんやん、というものだ。また、努力しない人をどこまで助けるのか的な「自己責任論」もやはり一定の説得力を持つ。
確かにこんなに難しくて、学者たちでも意見がパッカリ別れて、どれが結局正しいのかわかんないみたいな事を自分で考え続けるのは面倒くさいよね(笑)
それでも、やっぱり正しいやり方を見つけることは出来る!例えば、
大学なんか行くだけ無駄、とかホリエモンは言ってたが自分はそうは思わない。だって、どの学歴がどの程度の給料になってるのかハッキリとデータで出てるし、それは日本だけの話ではなく、むしろ世界ではもっと顕著に結果として出ている。学歴を放棄するというのはわざわざ茨の道を突き進んでいるわけで、馬鹿げたことだ。その辺りについてはひろゆき氏の言ってることが正しいだろうと思う。「ホリエモンは例外的にすごい人なので、凡人は真に受けるな」と諭していた。
また、ホリエモンは「留学は甘え」とも述べていて否定的だが、これについても僕は的外れだなと思っている。例えば「ミルフィーユ」と日本で呼ばれている菓子があるがこれは「ミルフイユ」だ。こういう間違いはこれのオリジナルが作られている国に留学すれば恥ずかしい間違いであることに気づく。ミルフィーユだと「千人の娘」でこれをオーダーすると「あんたは秦の始皇帝っすか?」と突っ込まれる(笑)。
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将来的にはグーグル翻訳みたいなのがどんどん洗練されるから、語学を身に着けて無駄だ、と言う人もいるだろう。これも一定の説得力があるけど、ハッキリ言うと違う。留学なども経て語学力を身に着けるということは、動かせるOSやプログラムの種類が増えるのと同じことなのだ。だから、情報量やできることが圧倒的に増えるし、加えて自分がもともと操れる言語と後に身につけた言語から得られる情報を比較して何が理想的であり正しいやり方なのか、自己の力で見極められるということでもある。加えて、語学を身につけるまでの過程は常に実践的なのだ。
例えば、天才的な運動神経を持っているけど今まで一度も喧嘩をしたことのない人と、そこまでの才能はないけど空手を習って、形や組手を何年も実践してきた人が戦ったらどちらが強いかみたいな話だ。「通信教育で空手の形だけ覚えました。黒帯です」みたいなのもいそうだが、それは吉本新喜劇程度の戦闘力しか無い(笑)。
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このブログって結局何が言いたいのと怒られそうなので、そろそろ解を示します。
これまでの社会での評価は「ググった結果みたいなことを諳んじている人」が社会で評価されたが、みんながググれるようになった現在ではそんな人はほとんど役に立たない。つまりそれ以外の能力が優れている人、すなわち「ググれないこと」や「ググった結果の先以上」の議論を展開する人が本当に必要にされる時代だと思う。
またもや、うさんくさいことを書くが、これは「未来予測能力」だ。
僕は経済学が示す「近い未来予測」、すなわち「この先の経済的展望」みたいなものがあまりに外れるので自ら学んでみることにした。要は経済学が信用に足る学問なのか自身で見極めたかった。これについては一応修士まで進んでいるので、今や全くの素人ではない。賢い人たちが真剣に導き出した「一定の条件下で正しい予測を行える学問」だという事はわかった。だが、実際の世の中はもっと複雑なので「未来予測をするには貧弱すぎるツール(理論)」であるということも分かった。
ところで僕は幸運なことに、現在社会で圧倒的な能力を発揮している何人かを、まだ彼らが有名ではない時に見知った。そして彼らにはある共通項があることに気づいた。それはズバリ「留学」である。彼らの身につけた能力こそまさに「情報の倍増化」と「情報の比較・分析能力」である。彼らはみな一様に純粋培養の日本人だが、成人に達してから外国で暮らす時期を設けている。そして、外国に住むことを最終目的としていなかったというところにも共通項がある。ここで僕は帰国子女の話をしているのではない。それだとただの親ガチャ話になる(笑)
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そう、今の閉塞感をぶち破りたかったら、「自ら外国へ行け(→単身者等)」、あるいは「子供を外国へ留学させるのも一案ですよ」という話をしているのだ。
ぶっちゃけ、ひろゆきさんがアーカンソー(米国)に行っていなかったら他者を論破できるほどの情報比較能力を身につけられていただろうか?そして、現在のブレークぶりも「日本」「アメリカ」「フランス(欧州)」で得た各国情報を比較検討した上で引用したような発言が的を得たっぽく(ウケる)状況が増えている。
ここまではホリエモンよりもひろゆき氏に寄ったことを書いてきた。ひろゆき氏はあんまり頑張りすぎず、むしろ合理的感性でフリーライダー的に肩の力を生きて生きて行けば良いだろう、を肯定するスタンスの人だと感じる(僕の感想です。すみません(笑)
だが、利用できるシステムや制度、物価とか治安などというのはあくまでも不確かな現状が続いていく事を前提にしており、これからいつまでも続く保証はない。「足るを知る」はたしかに大事だが、そもそも「何が足りているのか、足りてないのか」を把握するところからが大事だ。彼が提唱している「コスパが高いことだけに努力しろ」というのなら逆に「コスパの悪いことはしなくてもいい」ともなるのではないか。彼はパチンコをする人を徹底的に否定しているが、僕にとってはパチンコもTVゲームも大差はない。多分、時間を消費しただけで何かを生み出したわけでもないし、視神経を疲れさせているだけだ。まあ、どちらをやってもいいけどそれで楽しかったら良いのではないか。知らんけど…
その点ではホリエモンはもっとアグレッシブに攻めていく。彼が言ってるのは次々攻めて、いろんな事に努力してそれなりに得意になり、こなせる事が増えればそれは自らの市場価値が掛け算的に大きくなり、最終的には世間的に価値のある貴重な人材となる。刺激的で退屈しない人生が送れまっせというものだ。
要は攻めのホリエモン、守りのひろゆき氏ということなんだろうな。僕は攻守一体のやり方もあると思う。それを全部今回にまとめるのは無理だな。とりあえず、今回書いておきたいキーワードは「留学」。
留学により得られるのは「絶対的な情報量」、「比較材料」、「言語能力」。それらに加えて万が一、日本が危機的な状況に陥った時の脱出先を作る意味もある。更には「英語圏以外の大学の学費の安さ」というのもある。例えばイタリアやフランスの大学の学費は年間で約20万円程度だ。私立の4年生大学でかかる総費用が470万円であることを考えれば、この費用の部分にこそ一考の価値がある。特に親戚や知り合いにそういうつてがある人は情報をその辺りから入手し、未来に備えるというのもありだと思う。いや、むしろ誰も彼もが同じ道を進めばそこはレッドオーシャンでしかない点にはやく気づいたほうがいい。有名ユーチューバーを見て頷いてみたり、新興宗教がかったサロンにお金を上納しても得るものは大きくないと思うよ。やっぱ、自分で切り拓かないと。
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