僕はこれまでクライミングやテニスなどハードなスポーツも行ってきたけれど、一定の年齢に入ると、こういったスポーツで過去の自分に勝つことは難しい。けれども、ランニングは辛うじてそこそこのパフォーマンスを維持できている。だからこそ、ランニングにはそれなりの時間や装備にも投資している。装備に投資と言っても、ランニングだとその対象はほぼシューズになる(笑)
現在のラインナップ
僕の場合は月の走行距離は100km未満、今や100kmを超えるウルトラやマラソンもほとんどやらず、ハーフや10㎞程度のレースをメインとしているので、それに合わせた靴を揃えている。とは言え、ロードよりはトレランが好きなので、現在の構成はこんな感じになる。
- ロード・レース用:ナイキ・ズームフライ4
- ロード・トレーニング用: ナイキ・エアズーム ペガサス39 フライイーズ
- トレラン・レース用: テレックス・アグラヴィックスピード
- トレラン・トレーニング用: Innov8 フライ ウルトラG300 MAX
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ロード・レース用:ナイキ・ズームフライ4
カーボンプレートで自己ベスト更新
これまでのレース用ではONのクラウドレーサーやアディダス タクミ戦(セン)3など多種多様のモデルを使ってきた。ONのクラウドテックやアディダスのブーストは自分にとって衝撃的な技術だったが、ナイキのカーボンプレートにはそれを遥かに超えた。世の中を席巻するだけはあるなというのが正直な感想。ズームフライはフライニット版が次々と記録を塗り替えてくれたので現在も後継モデルを使っている。
たぶん、フライヴェイパー・ネクスト%などを使えばもう少し良いタイムを出せるかもしれないが、故障との隣り合わせなのと、アマがほぼ3万円のシューズにしてどうなの!?という疑問が残るので買わない(笑)ちなみに自分的には購入シューズの価格は1万5千円をおおよそ上限としている。したがって、ニューモデルについては値下がりするまで待つ…
がっかりモデル
アシックスのGELモデルとミズノのウェーブプレート
他方、逆にがっかりなモデルもそれなりにあった。それらはなぜか日本のメーカーが多かった。アシックスのGELモデルやミズノのウェーブのプレートなどは自分に殆ど恩恵をもたらさなかった。GELに注力していたころのアシックスはやたら重く、タイムがダダ下がりになり、それがトラウマとなって未だにアシックスを買う気がしないし、ミズノはトレランシューズにおいて、たった数十キロの走行時点でアッパーが破れるという致命的な出来事もあったのでもはや二度と買わないと思う。いずれのメーカーも野球用品では良いモノが供給されていて、そこではお世話になったが、ランニングシューズでは自分と相性が悪かった…
ナイキのルナロンソール
トレーニング用ではアディダスのブーストシリーズを何セットも使用した。だが、数年後ナイキのクシュロンやリアクトソールが良い感じなので切り替えることにした。ただしナイキでもルナロンみたいな駄目ソールもあるので常に好みだったわけではない。ちなみに自分がこれまでで最も嫌いなシューズはルナロンソールのシューズだ。でも、ルナロン以降のエアズームライバルやレジェンダリーリアクト以降急速によくなったので現在はナイキ派だ。
メレルのベアフットシューズ、カリマー、サロモン
トレランではメレルのベアフットシューズ、カリマーやサロモンなどの中位レベルのシューズも使ったが結果もフィーリングもイマイチだった。そんな経験のあと、ステラ版アディゼロのトレランシューズが非凡な出来なうえお洒落であったため、その路線を継承し、テレックスを未だ使う感じになっている。ロード用アディゼロの軽量シューズも履き継いだが、結局のところ、カーボンプレート入り厚底よりも性能が低く、消耗も早いのでコスパが悪いと気づいてこの路線はやめた。
イノヴェイト フライ ウルトラG300 MAX
異次元のクッション性と反発性
イノヴェイトは例外的に人のアドバイスで購入し、これまた例外的に2万円近い金額を払った。グラフェン使用のハイテクシューズでやや重いが、異次元のクッション性と反発性を持つ。このシューズがなければ僕は100km以上のトレランを完走することなど到底無理だったろう。多分、これまでの人生でもっとも僕を助けたシューズとしてこの存在を忘れることはない。
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ナイキ・エアズーム ペガサス39 フライイーズ
走り心地とペースアップ
簡単にまとめるとこんな感じだが、最近購入したペガサス39 フライイーズには少し感動した。このペガサスというモデルは「ザ・定番」なのだが、モデル39にして初体験♡これがすこぶる走り心地いい。気持ちよさだけならズームライバルもクシュロンソールで劣ってもいないが、ペガサス39の方はペースも結構あげられる。そして、フライイーズがいい。僕は出勤時も走ったりして、その後シャワーを浴びて着替えるなど朝は慌ただしいが、マジックテープでの脱着はすこぶる便利だ。これは本当に有難い。靴を脱ぐ機会の多い日本でも便利だろうなと想像する。
多様なニーズに応えるモデル
このように靴にはそれぞれ個性もあるし、履く側にも個性やそれぞれの事情がある。現代社会はそんなそれぞれの事情に寄り添うような様々なモデルが存在していて本当にありがたい。それほど、ランニングに対するいろいろなニーズが拡がっているのだなとも思った。
ランニング自体は然程面白いスポーツではないが、トレーニングでポッドキャストを聞いたり、アマゾンオーディブルを聴いたらそれなりに楽しい時間になる。現代は組み合わせで、楽しい事になるよね。
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